未来社会「Society 5.0」は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、一人一人が快適で活躍できる社会となります。
コンテナフォーマットは、より容易に、より幅広いIoTの活用シーンを実現します。
コンテナコンソーシアムは、経済産業省のコンテナフォーマット標準化プロジェクトが開始した2020年より、IECでの標準化に向けて技術開発、検証、啓蒙活動を進めてきた企業・団体が、標準公開後の普及と利活用拡大を目的に設立しました。
IoTデバイス提供企業、IoT活用システム開発企業、関連団体など、みなさまの幅広いご参加をお待ちしております。
基本理念
IEC国際標準化の促進と社会実装によるSociety 5.0の実現と日本初の発の産業創出への貢献
国際標準化により、Society 5.0がめざす『人間中心の新たな社会』の実現化とともに、QOLの向上とグローバル化を見据えた日本発の新しい産業の創出。
国際標準化による規格化で、国内・海外共通のサービス及びシステムの展開推進
団体名
センシングIoTデータコンソーシアム (Sensing IoT Data Consortium)
理事会
会長(理事)
山田 肇 IEC SyC AAL国際幹事・ICPF代表(情報通信政策フォーラム)
副会長(理事)
平川 秀治 IEC TC124 国際議長
寄本 義一 JICSAP顧問(ID認証技術推進協会)・一般社団法人ETA・AAL推進協議会代表理事
田中 宏和 IEC TC100 TA18国際議長・広島市立大学
理事 齋藤 龍則 帝人株式会社
理事 清家 巧 TIS株式会社
監事 藤原 貴広 株式会社エー・アンド・デイ
事務局 一般社団法人ETA・AAL推進協議会
会員
法人会員・個人会員(企業・団体名のみ)
株式会社アドダイス
株式会社アルティネット
一般社団法人ETA・AAL推進協議会
株式会社エー・アンド・デイ
帝人株式会社
株式会社オックスラボ
TIS株式会社
東洋紡株式会社
日本光電工業株式会社
ハイセンスジャパン株式会社
株式会社リビングロボット
団体会員
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
オブザーバー会員
経済産業省
一般財団法人日本規格協会(JSA)
活動
標準規格の認知・理解促進とともに、ユースケースづくり、事業活用に向けた支援によって標準の普及を推進しております。
標準管理
IECにて決定した標準について、ガイドラインをアップデートし、経済産業省および関係団体等に周知し、日本工業規格からの冊子発行を支援しております。
認知向上
標準のアップデート、企業や団体などの活用状況についてプレスリリースおよびウェブサイトにて広報活動を行い、周知します。また、セミナーや活用事例紹介などのイベントを実施します。
活用促進
会員に対して、各種情報提供や、下記のような活用促進のための活動を行っております。
研究会 (技術理解、ユースケース検討、改訂検討など)
個別活用支援 (チュートリアル、コンテナ化支援、リポジトリ活用支援など)
活用プラットフォーム提供 (リポジトリサーバ、ドキュメント共有など)
事業化支援
システム、デバイス両業界の会員交流やエンドユーザーとのPoCの場作りなどを通して、事業化、活用支援をいたします。
多数のIoTセンサからのデータを組み合わせてサービスを提供するビジネスが動き出しました。血圧や心拍のデータを利用して不整脈などの異常を早期発見するサービスは、高齢者の健康管理に役立ちます。白杖に搭載されたIoTセンサからの位置情報などと、歩道や店舗に置かれたIoTセンサのデータと組み合わせることで、視覚障害者の外出が容易になります。
インターネットに接続された多数のIoTセンサは、時々刻々、大量のデータを送信してきます。その中から、個々のデータを特定するための国際標準が誕生しました。それが、IEC 63430 Wearable sensing data container format for IoTです。ウェアラブルIoTセンサの信号をコンテナに格納して,IoTプラットフォームまで送信するために、「コンテナフォーマット」という標準データ形式がIEC 63430で定められました。国際標準は、IoTセンサを活用したサービスの要と位置付けられます。
コンテナフォーマットが市場で活用され、ビジネスが発展していくために組織されたのが、「センシングIoTデータコンソーシアム」です。コンソーシアムは、コンテナフォーマットへの理解を深めていただくセミナーから、各社のIoTセンサを持ち寄って実施する相互接続試験まで、幅広く活動を進めてまいります。
コンテナフォーマットを活用したIoTセンシングビジネスに関心を持たれる皆様方のご参加を、コンソーシアムはお待ちしています。
山田 肇 センシングIoTデータコンソーシアム会長